DJ
DJについて調べたのでまとめていきます
第0章 DJの定義
現在は2つの意味がある.
- ラジオ番組の司会者
- 音楽をかける人
もともとラジオ番組のDJは曲の紹介をしながら選曲していたが今は別の人がやる場合が多く,2つの意味ができた.
今回行うDJは後者.disc jockeyの略.disk,つまりレコードのjokey.操作人のこと.一般的にはサウンドシステムなどでバージョンやダブに合わせてトースティングする者
自分で選んだ曲を流す人.切れ目なく流す役割がある.
DJがremixしたものをリリースする場合もある.
ラジオ番組のDJ
クラブなどでのDJ
第1章 DJの歴史
DJを語る上で外せない人物
クール・ハーク:ヒップホップDJの普及者
サー・ロード・コミック,カウント・マチューキ,リトル・スティット:レゲエにおけるDJ*1
第2章 DJに使用するもの
2台の再生機を駆使して曲を繋げる.片方で流している間にもう片方で次の曲を準備する.
中央はミキサー
第3章 DJが行うこと
役割
上記したように選んだ曲を曲を途切れなく流すこと.
選曲するという意味でトラックメーカーの役割.選曲はライブ会場で行う.事前に選曲したものを流す場合はDJではない.選曲者,操作者である
ディスクジョッキーは喋ることも求められており,黙ってやるぶんにはPAスタッフ,もしくはディスクマン.
選曲基準
曲ごとにキーを把握しておくことで次の曲が自然に繋げられる
ピッチを変えることもできる
ターンテーブリスト
ターンテーブリストはターンテーブルを楽器のように扱う人,選曲主体のDJと対比する.
操作
- 選曲
- ミックス
2曲を同時に再生する
- スクラッチ
レコードを引っ掻く
高音,中音,低音それぞれの音量バランスを調整する.
過度にベース音を大きくしたりして楽しむ
ドラムのフレーズを分解し組み立て直す
2つ以上の曲を合わせて1つの曲を作る
特にバトルDJは
- スクラッチ
- トリックミックス
- ジャグリング
2枚のレコードを使ってのMIXテクニック全般
- トーンプレイ
流行中.CUEを駆使して複数のトーン(音)を保存し,ピアノの音のように演奏する
- ボディトリック
を専門的に行うDJのこと.楽器のよう
ヒップホップDJ
ロックバンドにおけるDJ
レゲエにおけるDJ
スクラッチやジャグリングでパーカッションのような役割
サンプラー,ドラムマシンも使用
第4章 評価されるDJ
- 流行をいち早く押さえる
- 誰も知らない名曲を掘り起こす
- 会場の雰囲気に合わせた選曲
良曲を選ぶということが一番の仕事.
第5章 様々なDJ
- レコードDJ
一般的なもの.2つのターンテーブルのレコードでDJプレイ
CDによるDJプレイ
- PCDJ
MP3などの音楽データ
今回ワイルドバンチで披露するDJはレコードDJ
第6章 Back to back
Back to backとは2人で1曲ずつ曲を掛け合うこと.相手の流した曲に関連性を持たせて次の曲を選曲する.
勝負の性質がある.どちらがより盛り上げられるか,どう意外性を出していくかを競う.もう次の曲がない〜となったら負け.
第7章 DJで表現されるべきもの
グルーブ感を出し,お客さんが楽しく,心地よくなることを目指す.
お客さんの年齢分布を見て,それに合わせて各年代の流行曲の比を変えるなどする.
第8章 AIDJに求めたいもの
DJはお客さんに音楽に乗ってもらうために体を動かして煽ることをするので,AI側もそれにあたる表現ができたら良い
年齢層に合わせて,そのとき流行ったコンテンツを動画として提示すると懐かしさをより感じてもらえる
AIがなぜその曲をチョイスしたのか,基準がわかれば面白い
*1:ディスクジョッキーとは違う.