Mplusplus4thAniv
www.facebook.comこれ行ってきたのでレビューかきます
人生で2回目のクラブだ~と思って行ったらすさまじいイベントでした.teamLabインターン生の友達が演出に関わっているというので図々しく行った次第です。西麻布のクラブハウスで行われた.テーマは「テクノロジーの無駄遣い」.teamLabも参加してましたね〜そうとは知らずに参加しました.
m plus plusの4周年記念イベントということで、m plus plusという会社が主催したパーティーでした。彼らについて少し触れておく
m plus plus
EXILEのLEDダンサー「SAMURIZE」のLEDの服を考えたりしてるところ.
これやってる会社のパーティでした pic.twitter.com/sPoOyJq66K
— キュアセブン (@cureseven) 2017年9月30日
神戸大のM研究室のメンバーが立ち上げた企業で,当時の教授も出席されていた.メガネにはウェアラブルデバイスを装備しており悪者っぽかったけど全然善者.*1
社長は若くてイケメンだった.
展示
空間演出のためのさまざまな工夫を見た.
さまざまな色に光る複数の警備棒(?)、全ての棒のカラーがマッチしていて綺麗.別のものを同時に制御していた.
大きなドローンを囲うようにLEDをたくさんつけて、「飛ぶ画面」を実現.どの角度からも見えるように円柱状になっていて、全てのLEDを同時に制御して文字を浮かび上がらせたり形を描いたりしていた.
体にスポットライトを取り付けて,「動くスポットライト」を実現した.
外部と物理的な接続はないのに横の画面と同期して動くパネルもあった.これは電池で動いているみたいで,耐久時間によっては配線を考えずに自由なところにパネルを設置することができそう.
わたしはアート作品を見ながらアーティストの名刺も見ていた.アーティストの名刺ってかっこいい,1番気に入ったやつはもらって帰りました.
クラブ
Mplplの作品紹介が始まるまで、DJがDJしていた.パーティに来られている方たちはエンジニアとアーティストも含まれているので不思議な空間.DJを楽しむ人もいれば,挨拶をしている人もいました.
作品紹介
明和電機の社長さんが指パッチンで木魚を鳴らせるというもので演奏を披露.金属の羽根の先に木魚があって,指パッチンを感知したら木魚を鳴らすかなんかの仕組みっぽい明和電機の商品で有名なオタマトーンでの演奏も披露していた.
インターン生の友達が演出に関わったのはEXILEくん(?)の形をしたマリオネット.残念ながらホイールの調子が悪くて動かなく,ただ光るだけのオブジェになってしまって惜しかった.でも携わっていて凄みあった.
teamLabの作品,多摩ニュータウンアーティストの作品,ロボットを使ったダンスを披露..Mplplとその仲間たちが次々に作品を紹介していった.
teamLabはお絵かきツールで発表を行っていた.ペンタブで描いた絵が,立体のCGになって動き出すというもの.
teamLabも見てきました、技術力ぅ…ですかね pic.twitter.com/PqHPucIwuN
— キュアセブン (@cureseven) 2017年9月30日
他の作品も見た印象は,「よく分からなかった」です.アート作品って「こうしたら面白いんじゃないか」みたいな気持ちで作られていて,「こういう意図があってこのようにした」が結構曖昧なものが多いので,見ている側としては「へぇ〜」という感覚以上のことを感じられなかった.わたしも「こう歌ったら上手く聞こえるんじゃないか」だけで演奏していて人を楽しませようとしてないのでアーティストとして失格.音楽とどう向き合っていくかは演奏者として考えたいところ.
本を読んだり話を聞いたりして,論理的に納得することとは別の世界なのに,その次元でしかものを考えられないのでわたしは鑑賞者としてもダメだと思った.よくわからない感じのあのアートを皆さんは何を思って見ているの?「よい..」という素直な気持ちだけで芸術に酔うことができない自分が悲しいです.メディアアートに関わる技術を深く知れば,技術の側面から作品の面白さを楽しめたかも知れない.
アフターパーティ
アフターパーティにはメディアアートに関わるたくさんの人が参加した。Mplplの人とも話ができた.エンジニアではなくて,アーティストの話を聞いた感覚だった.
YCAMの強さ
遠い遠い山口にあるのにほどんどの人が「知ってる」とか「行ったことある」という方ばかりでびっくりした.ここにいたアーティストの皆さんとYCAMで再会しちゃったりして.
尖ったことをする人
独自の感性を持っている人はやっぱり人のしないような行動をする.Switchのハードは買ってないけどプロコンのカバーだけ買った,色違いがほしくてもう1つ買ったという人がいた.持ってるのカバー2つって感性まじヒップホップ.
抱えて帰った pic.twitter.com/JeL3YZcfPo
— キュアセブン (@cureseven) 2017年9月30日
メディアアートすご.たくさんの人がこうして集まるので一見好きなことやってそうでもお金を集めているという事実を目の当たりにした.YCAMの人にこんなイベント行ってきたって報告したいです.